ドクターからのコメント

動きやすい部分の手術の傷はどうしても肥厚性の瘢痕を起こしやすく目立ってしまいます。
傷跡の植毛は定着率が低い事が問題です。そのため更に高度な植毛の技術が要求されます。
術前に作製された毛髪デザインと目標の毛髪密度に合わせて、スリットを作製し、専用のピンセットを用いてグラフトを１株１株植えていきます。細い針でスリットを作製するため、スリットの方向や作製部位に自由度が増します。
そのため、毛髪の生えている向きや毛髪密度などを考慮しながら、スリット作製を微調整できるために、生え際などの細かい部分も自然でムラのない仕上りが期待できます。
また、専用のピンセットを用いて一株一株ハンドメイド移植することで毛乳頭を傷つけることなく移植することが可能となります。
　更に植毛をした後　定着率を上げるため　メソセラピーを行います。ヘアールネッサンスメソセラピーは注射とレーザーで薄毛を治療する方法です。薄毛の部分に直接　グロースファクターを注射して植毛した株の定着率を上げるだけでなく周囲にある細い産毛を太くしていきます。