プロペシアの使用期限は、約2年半だと決められています
薄毛改善に効果的だとされるプロペシアは、医療機関から処方されてから約2年半が使用期限だと決められています。
厳密に言うと、製造から約35ヶ月が使用期限とされていますが、製造工場から医療機関に届くまでには時間的なロスがあるため、大体2年半が適正と言えるでしょう。
使用期限が切れたプロペシアは、薬の成分が変質している可能性があります。効き目が十分に発揮されないだけではなく、副作用を誘発するリスクもゼロではないので、絶対に服用しないようにしましょう。
処方されたら使用期限も確認しておきましょう
プロペシアの使用期限は、約2年半であるとされています。プロペシアは市販されておらず、服用するには専門医に処方してもらう必要があります。
専門医から受け取るため、使用期限が切れているプロペシアをもの手にするということはまずあり得ないので安心してよいでしょう。
プロペシアと同様に、有効成分フィナステリドを含むジェネリック薬品のファイザーなども、使用期限は同じく約2年半とされています。
薬が入っている箱の側面などに使用期限が記載されているので、確認しておきましょう。ただ実は、プロペシアは製造から約35~36ヶ月を使用期限としています。
約2年半というのは、専門医によって処方してもらってからの期限となります。工場で製造されてから医療機関に届くまでには、検査や輸送などの時間がかかります。
そのため製造と処方からの使用期限には誤差が生じてしまうので、その点は認識を誤らないように注意しましょう。
使用期限が切れたプロペシアの服用は健康を害する可能性も否めません
医療機関で処方されるプロペシアは、一箱に約28錠入っており、大体1ヶ月で1箱消費するという形になります。そのため定期的に医師から処方を受けて服用していれば、使用期限が切れるということはまずないでしょう。
しかし途中で服用を中断しまた再開する際に、気づくと使用期限が切れてしまっていたというケースはあるでしょう。
この場合、使用期限が切れたプロペシアは服用できるのか疑問に思われる方もいるでしょう。
食べ物で消費期限が切れると、菌の繁殖や風味の劣化などが気になり食べないという方もいます。しかしプロペシアはあくまでの使用期限とあるので、多少過ぎても身体に問題なのではと思われがちです。
使用期限というのは、薬の成分が劣化しないで有効的に作用する期限を線引きしたものです。
つまり逆を返せば使用期限を超えることで薬の成分が変質し、本来の薄毛改善効果が発揮されない可能性も十分にあり得ます。
さらにプロペシアは、確率はかなり低いですが、副作用のリスクはゼロではありません。使用期限切れのプロペシアを服用することで、副作用を誘発してしまう可能性もないとは言えません。
こういったリスクがある以上、使用期限は必ず守り、期限切れのものは服用しないでください。
用法や用量を守って、正しく服用しましょう
プロペシアは、使用期限内のものを服用するのはもちろん、用法や用量を守って正しく服用することも大事です。用量は1日1錠と決まっており、多めに服用してもそれだけ効果が高まるということないとされています。
逆に1度に多く服用すると、体調に異変を感じたり副作用が出たりするリスクがあるとも言われているのでやめておきましょう。
服用のタイミングについては、とくに決まりはなく1日どのタイミングでの服用でも効果にさほど変わりはないとされています。
ただプロペシアの主成分であるフィナステリドは、服用から24時間で体内において消失してしまいます。
つまり24時間しか効果が持続しないので成分が消失しないように、大体毎日同じ時刻に服用するのが望ましいとされています。
また飲み忘れないように習慣化させることも大事だと言われています。そしてアルコールとフィナステリドはともに肝臓で分解、吸収されます。
そのため同時摂取すると肝臓に負担がかかり体調を崩すリスクも高くなります。プロペシアとアルコールは同時摂取しないように、時間をずらすようにも注意が必要なのです。
(まとめ)プロペシアには使用期限があるのか?
プロペシアの使用期限は、医療機関に処方されてから約2年半だとされています。
使用期限が過ぎたプロペシアは、成分が変質している可能性もあり、身体に何らかの影響を及ぼすリスクもゼロではないので服用はやめましょう。
プロペシアは、医療機関から処方を受けることで服用できますが、使用期限が約2年半と決まっています。
他のジェネリック薬品も同様の使用期限であり、外箱の側面に印字されているので確認しておきましょう。
使用期限が切れたプロペシアは、成分が変質している可能性があります。
薬の効果が薄れるのみならず、身体に何らかの影響を及ぼす可能性もあるので期限切れのものは服用しないでください。
プロペシアは、多く服用してもそれだけ効果が高まることもないので用量をきちんと守ることが大事です。
さらに服用は毎日大体同じ時刻にして習慣化させる、アルコールとの同時摂取は控えることなども守りましょう。