プロペシア（フィナステリド）で抜け毛が減ったと実感できるのはいつ？

プロペシアで抜け毛が減ったと実感するタイミングには個人差が大きいです

プロペシアによって、抜け毛が減ったと実感できるタイミングには個人差があります。人によっては服用後1ヶ月程度で実感する場合もあれば、1年程度服用し実感する場合もあります。

プロペシアの効果を出すためには、継続での服用が欠かせません。すぐに効果が出るものではないため、用法用量を守っての服用を続けましょう。

人によっては服用後すぐ抜け毛が増える場合があります。これは初期脱毛と言われ、正常な反応です。数ヶ月で症状は収まるため、安心しましょう。

プロペシアは髪のサイクルを正常にする効果があります

プロペシアは抜け毛を予防するための治療薬です。プロペシアの含有主成分は、フィナステリドです。

抜け毛の主な原因となるジヒドロテストステロンは、成長期にある髪も退行期へと早く移行させる働きがあります。その働きによって、抜け毛が増え、頭皮が薄くなると言われています。

フィナステリドは、ジヒドロテストステロンを作らせないような効果があるとされています。その結果として正常な周期に導くと考えられています。

正常な周期に導く効果によって、抜け毛を予防するため即効性はありません。髪は3から5年程度かけて成長し抜けていきます。

そのため抜け毛の効果を実感するためには、人によっては1年以上かかることがあります。早く実感する人で、服用してから数ヶ月後と言われています。

体質や頭皮の状態によって、効果が出るスピードは変わっていきます。個人差が大きいため、人と比較したりしないようにしてください。

焦り過ぎないように、プロペシアを継続して服用するようにしましょう。

プロペシアには初期脱毛と言われる症状があります

プロペシアを服用すると、人によって抜け毛が増える時期があります。プロペシアを服用するにあたって、とくに問題ない反応です。

抜け毛が増える原因は、髪の周期に関係しています。人間の髪には、成長期・退行期・休止期があります。

抜け毛が起こる人の場合、この中でも、成長期の長さが短くなっていると言われています。そのため髪が成長できずに抜けてしまいます。

プロペシアによって、本来持っている周期に戻す際に、成長できなかった毛が抜けるようになります。そのため抜けている毛は、しっかりと成長していない毛です。

そのため抜け毛が増えても心配する必要はありません。抜けた毛の後に、元気な毛が生えかわってきます。

抜け毛が多くなる状態が続く期間は、2ヶ月ぐらいです。それ以上続いている場合には、かかりつけ医に指導を受けるようにしてください。

あまりにも長く続くと、正常な反応ではない可能性もあります。注意して抜け毛の様子を確認するようにしましょう。
初期脱毛について詳しく見る ＞

効果が実感できないときにはかかりつけ医に相談しましょう

プロペシアによる効果は人によって異なります。プロペシアによって効果を実感できない場合には、かかりつけ医に指導を受けることが重要です。

たとえば状態によってはミノキシジルの併用が必要となる場合があります。ミノキシジルは毛母細胞に必要な栄養素を補い、活発に働かせる効果が期待できる薬です。

その結果として髪に栄養が行き届き元気な髪に育てることができるとされています。プロペシアとミノキシジルの両方を用いることで、栄養補給とジヒドロテストステロンの抑制の相乗的な効果が期待できます。

さらに生活習慣が乱れていれば、プロペシアの効果は得られにくくなります。プロペシアの効果を実感するためにも、元気な身体を作ることが重要です。

元気な身体のベースがなければ、元気な髪が生えてくることは難しくなります。自身の乱れた習慣を改善し、元気になるための習慣を積極的に取り組むようにしましょう。

せっかくプロペシアで抜け毛を予防するのであれば、効果が得られやすい環境を調節するようにしてください。自身の状態に合わせて、抜け毛治療を選択し実施するようにしましょう。

（まとめ）プロペシアで抜け毛が減ったと実感できるのはいつ？

監修医情報

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

• 1994年三重大学医学部卒業
  同付属病院脳神経外科入局
• 2001年大手美容外科勤務、院長職
• 2009年湘南美容外科クリニック勤務
• 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務
• 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

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院長	斎藤 浩一医師