男性ホルモン(テストステロン)をはじめ、様々な原因が考えられます。

薄毛の改善方法は進行や形に合わせて選びましょう。
自分でできる改善法からクリニックでの治療など組み合わせ方のアドバイスをまとめました。

抜け毛が気になる!全体に髪が弱ってきた薄毛初期の改善法

髪が細くなってきた、抜け毛が増えた気がする…
そのような薄毛の前兆が見える方は自宅でのケアを行いながら改善されるかを見ていきましょう。
早めに対応することで治療法の幅も拡がり、治療費用による経済的負担もかからなくて済みます。

自宅での改善法

生活の見直しを行いましょう。
特に睡眠不足・ストレスは抜け毛に大きな影響をもたらします。男性ホルモンである「テストステロン」は、たった1日徹夜するだけで大きなダメージを受けてしまいます。
そのたった1日徹夜した分のダメージを取り戻すにはなんと1週間もかかってしまうのです。
寝不足の状態が続いているということは、ホルモンサイクルが常に乱れている状態と言えます。
「ゴールデンタイム」と言われている夜10時~2時の間にぐっすり眠るように心がけましょう。
また、頭皮はストレスをとても受けやすいと言われています。
髪の毛のために気をつけたい点をまとめてみました。

【気をつけたいこと】

・「ゴールデンタイム」の睡眠
・頭皮は清潔に保つ
・アミノ酸、亜鉛、ビタミンの摂取
・禁煙 ・禁酒
・育毛剤を使用する

育毛剤は薄毛になってから使うアイテムではありません。
今ある髪の毛を守るための初期から使うべき予防アイテムなのです。
生活習慣を改めながら頭皮をしっかりケアし、毛根に栄養を届けられるよう継続的に使っていきましょう。

クリニック

まずはAGA遺伝子検査や無料カウンセリングを受けましょう。
自分の遺伝子がAGAを発症する確率が高いのかどうか知る事はとても重要です。
AGA遺伝子検査では、口内粘膜から採取し、遺伝子を測定することによって将来的なAGAの発症リスクとAGA治療薬であるフィナステリド(プロペシア等)による治療効果をあらかじめ予測することができます。

この結果によって、自分に最も適した治療法を見つけることができるのです。
また、自分では気がついていなくても専門医から見ると実はAGAを発症しているということも多くあります。
手遅れになる前に、AGA治療クリニックで行われている無料カウンセリングなどを受けることをおすすめします。

生え際後退(前頭部から始まる)M型の改善法

額の広がり・生え際後退が気になる方はAGA(男性型脱毛症)の可能性が高いです。
治療を検討しましょう。
AGAの原因であるジヒドエオテストステロンを増やす5αリらダクターゼは主に前頭葉に多く存在するため、特有のM字を形成すると言われています。

また、基本的にM字に後退していくタイプは日本人にはあまり多くないと言われており、頭頂部が薄くなっていくO型に比べてAGA治療の効果が出にくいと言われているのもこのタイプです。
治療が早ければ早いほどAGAの進行を食い止めることができます。

自宅での改善法

有効成分が入ったミノキシジル外用薬を使いましょう。
しかし、AGAの場合は抜け毛を抑えることが必要なのでミノキシジル外用薬だけでは改善できません。AGA治療全般に言える事ですが、まずは生活習慣の見直しを心がけることが大切です。

頭皮の状態が良くなければ髪の毛は成長することができません。
自分の頭皮の環境をしっかり整えてあげることによって、発毛や育毛の効果をより実感することができるようになるのです。

クリニック

頭皮をケアするヘッドスパに加え、AGA治療薬も検討しましょう。
フィナステリド(プロペシア等)とミノキシジル外用薬よる基本の治療をおすすめします。
フィナステリドを服用することによって、5αリラクターゼを抑制し、AGAの原因であるジヒドロテストステロンの発生を防ぎます。あわせて、ミノキシジル外用薬を使ってダメージを受けている頭皮の血行を良くし、毛細血管から毛乳頭まで十分な栄養が運ばれるよう促し、髪の毛の成長を促進させましょう。

上記の写真は、内服薬と外用薬にあわせて、スマートメソによる施術を4か月行った症例写真です。
毛量が増えただけではなく、髪の毛1本1本がしっかりしてきているのが確認できるでしょう。
スマートメソでは、頭皮をケアし、超音波で有効成分が届きやすいよう導入を行ってから、電気のチカラで頭皮の奥に有効成分を浸透させるのでより治療効果を実感できます。
治療を急いでいる方には、スマートメソを検討するとよいでしょう。

頭頂部が薄くなるO型の改善法

生え際に加えてつむじ付近が薄くなるタイプの方もAGA(男性型脱毛症)の可能性が高いです。
しかし、前頭部の生え際に比べ、ウィッグや増毛パウダーでのカバーがしやすい部分です。
そのため一時的に薄毛を隠しながら、じっくり治療していくことができます。
また、一般的にM型に比べて、O型は頭皮ケアや生活習慣を見直すことによって改善しやすいタイプと言われています。

自宅での改善法

育毛剤の使用に加え、ウィッグや増毛パウダーなど隠すタイプの対策法を一時的に使いましょう。
また、頭皮は紫外線からもダメージを受けることをご存知でしょうか。
太陽の日差しが強い時に長時間外に出ていると頭皮と髪の毛がとても熱くなってしまいます。
これは、肌と同じく日焼けをしてしまっている状態なのです。
頭頂部はどうしても紫外線をおおく浴びてしまいます。頭皮を守るために、外出時は帽子を被るなどの紫外線対策も行っていきましょう。
酸性雨も頭皮には良くありませんので気をつけましょう。あわせて、生活習慣も意識することをお忘れなく!

クリニック

隠しやすい場所になりますので、時間がかかるAGA治療薬でじっくり改善することがおすすめです。
フィナステリド(プロペシア等)の服用と、ミノキシジル外用薬の使用で内からと外からしっかり治療していきます。

こちらの症例写真は、当院に頻繁に通うことが難しいため、内服薬と外用薬だけを半年間続けた結果です。
頭頂部の毛量が増えてきているのが一目瞭然でしょう。
ある程度の個人差は確かにありますが、内服薬と外用薬の効果は偉大です。

当院オリジナルの内服薬と外用薬を使用することで、周囲にある細い産毛や休止期にある毛も活性化させて、強く太くしていきます。
そのため、見た目もとても自然になります。

全体的に薄毛が進行してしまった方の改善法

進行型の脱毛症を長期間放置してしまうと、その毛根は毛母細胞自体が死んでしまっているので、AGA治療薬だけでは再生できない状態になります。
そのような方の治療法は自毛植毛しかありません。

自毛植毛は、毛が生えなくなった部分に自分自身の毛を移植するので、時間が経過しても施術部位だけが浮いてしまうということがなく、とても自然に仕上がります。
自毛植毛では、ご自身の毛を採取するドナー採取が必要になりますが、当クリニックの場合、そのドナー採取に最先端の植毛ロボットARTASを使用しています。

アメリカの有名植毛外科医と医療用ロボット工学の専門家によって開発された、ICチップを作れるほどの正確さと精密さを兼ね備えているARTASが、髪の角度、向き、密度、本数を正確に把握します。
そして専門医によって最適な間隔でドナーを採取するのです。
ARTASを使用すると切開を行わないので施術部分の傷が小さく、出血も少量であるため、かさぶたができることもありません。

また、術後に腫れてしまうことや、目の周りが浮腫むこともなく、ダウンタイムを最小限にすることができます。
ARTASによる自毛植毛は、人の手による採取より短い時間で終わり、精神面での負担もとても少ないのです。
全体的に薄毛が進行してしまった場合は、こういった自毛植毛と並行して、AGA治療薬を服用し、今残されている毛を維持することも大切です。
自毛植毛とは何か詳しく見る

自宅ケアにおすすめ!専門医が教える育毛成分の選び方

育毛成分は体質によって効き目も変わります。
育毛剤を買い替えて「やっぱりこれも効かない」と悩む前に、有効成分を知って買い替えるときには違う成分が入ったものを選べるようになりましょう。
ここでは育毛剤に含まれている代表的な有効成分についてまとめてみました。

ミノキシジル

唯一発毛効果が認められている成分で、血管を拡張させる働きがあります。
ダメージを受けて、頭皮の血行の流れが滞ってしまうと毛根に十分な栄養が行き渡らないため、髪の毛の成長を抑えてしまいます。
ミノキシジルは、毛母細胞に直接働きかけ、細胞分裂を活性化させてくれます。
ミノキシジルが配合された育毛剤を頭皮に直接塗ることによって頭皮の血行を良くし、毛細血管から毛乳頭まで十分な栄養が運ばれるよう促します。

その結果、 毛根の奥まで栄養が行き渡る環境ができ、髪の毛の成長を促進させるのです。
また、ミノキシジルが配合された育毛剤はドラッグストアなどでも購入することができます。

フィナステリド

内服薬のフィナステリド(プロペシア等)は外用薬としても効き目があります。
こちらは市販されていないため、クリニックで処方してもらわなくてはいけません。
フィナステリドには、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを増やす5αリラクターゼという酵素を抑制する働きがあります。

フィナステリドで毛母細胞の働きを妨げるジヒドロテストステロンの発生させない環境を作ることによって、毛が抜けることを予防することができるのです。

オタネニンジン根エキス(高麗人参)

ホルモンのバランスを変える、毛母細胞に刺激を与えるというような直接的な効果はありませんが、血管や細胞を傷つけ、体の内側を酸化させる活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
シャンプーや育毛剤で補佐的に使用される場合が多いものです。

薄毛は少しでも進行してしまったら自宅改善は難しく、クリニックの治療が必要となってしまいます。
早い段階で治療を行えば、その治療の効果は出やすく、また費用面も抑えることができます。
早期発見・早期治療はとても重要なのです。
あなたの頭皮は大丈夫でしょうか。

現在の頭皮や髪の毛の状態を知るためにも専門のドクターによる診断を受けてみてはいかがでしょうか。
当クリニックでは、不安なく安心して治療を受けられるように、あなたのお悩み・治療相談やご要望等をお伺いする無料カウンセリングを行っています。
専門のドクターがお答えしますので、安心してご相談ください。

薄毛でお悩みの方へ湘南AGAクリニックのAGA治療・薄毛治療

監修医情報

斎藤医師

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

  • 1994年三重大学医学部卒業
    同付属病院脳神経外科入局
  • 2001年大手美容外科勤務、院長職
  • 2009年湘南美容外科クリニック勤務
  • 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務
  • 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック 湘南AGAクリニック 新宿本院
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ 0120-548-911
院長 斎藤 浩一医師